FSCW12
20031217

 食品安全委員会
 肥料・飼料等専門調査会御中

食の安全・監視市民委員会
代表 神山 美智子

抗菌性飼料添加物等の食品健康影響評価についての申し入れ

  平成15年12月8日付けで、農林水産大臣から意見を求められた「抗菌性物質が飼料添加物又は動物用医薬品として家畜等に給与又は投与された場合に、選択される薬剤耐性菌について」に関して、選択される薬剤耐性菌が医療に影響を及ぼす可能性について厳しい検討を行われ、抗菌性物質の使用を全面禁止されるよう申し入れます。

1.WHOは、1997年抗菌性飼料添加物の成長促進目的使用制限を勧告、デンマークは1998年に成長促進剤としての抗生物質の家畜への投与を自主的に禁止いている。これにより、抗生物質の投与は54%減少し、病気発生の増加は見られず、家畜からの耐性菌検出件数も80%から5%へ減少したとWHO報告書(WHO2003/1)はまとめている。EUも成長促進目的の使用禁止を決定している。

2.今回諮問された成分については、人体薬と同一又は類似の成分の抗菌性飼料添加物9成分のみならず、動物専用の成分16成分についても選択された耐性菌の食品への残留を通しての人への健康影響評価は、予防原則に基づいて行われたい。

3.動物用医薬品については乱用の実態を、食品安全委員会として把握し、食肉・養殖魚等における薬剤耐性菌を減少させるために、リスク評価されたい。

   4.以上の申し入れについて、来る12月26日までに回答をお願いします。

以上

(連絡先)

162−0042
東京都新宿区早稲田町75 日研ビル2階
日本消費者連盟内
電話 03−5155−4765
FAX 03−5155−4767

◆活動報告トップページに戻る