03FSCW第13号
2003年12月22日

ジパング倶楽部編集長
邑口 亨 様

食の安全・監視市民委員会
代表 神山 美智子

いわゆる「健康食品」の広告掲載についての申し入れ

 私たち市民委員会は食品安全基本法成立を機に、食の安全に関する食品関連事業者及び行政を監視する目的で設立した団体です。この度、「健康食品」に関する問題を取り上げることになり、貴誌の「健康食品」関連の広告に問題があるとの指摘を受け調査したところ、毎号2,3の広告が掲載されています。
 特に、健康弱者である高齢者をターゲットにしたものが多く、言うまでもなく高齢者を読者とする貴誌がこのような商品広告を掲載されることは問題だと考えます。
 下記のとおり法律違反が濃厚であり、即刻掲載を中止されるよう要望いたします。
なお、貴誌のご見解につき、2004年1月9日までにご回答くださいますようお願いします。

1.薬事法違反ではないか
 直近12月号の例を見ると、体験談として「関節の痛みが消えた(新グコサミン+コンドロイチン)」、「排尿の悩みが解消して・・・(ピーズアップ)」などの文言が散見される。疾病の治療や身体の構造・機能などに影響を与える目的で製造されるものは医薬品であり、医薬品であれば薬事法第1条で品質、有効性及び安全性の確保のため必要な規制措置が必要とされている。それらの規制がないまま、有効性(医薬品としての効能・効果)をうたうことは薬事法違反となる。

2.健康増進法の表示ガイドラインに抵触するのではないか
 健康増進法第32条の2,3の規定では、虚偽、誇大広告等が禁止されており、「食品として販売されるものについて、健康の保持増進の効果に関し、@著しく事実に相違する、A著しく人を誤認させるものは法律違反」としている。当該広告はこれらの規定に抵触すると思われる。

3.不当景品類及び不当表示防止法違反の疑いがある
 公正取引委員会の上記法律では、商品の取引に関して、第4条で、ア)優良誤認、
イ)有利誤認などの不当表示を禁止している。当該広告はこれらの規定に該当するのではないかと思われる。

以上

(連絡先)

162−0042
東京都新宿区早稲田町75 日研ビル2階
日本消費者連盟内
電話 03−5155−4765
FAX 03−5155−4767

◆活動報告トップページに戻る