12FSCW第11号
2013年2月1日

日本マクドナルドホールディングス株式会社
代表取締役社長 原田 泳幸 様


食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子




日本マクドナルドが輸入する中国産鶏肉についての質問書


 私たちは2003年4月から、食の安全の確保のため、政府の食品安全行政を監視し、また食品に関わる製造・流通等を監視してきた市民団体です。

 このたび中国で、抗生物質残留の疑いのある鶏肉が中国国内のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンといった外食産業にも使われている実態が報道され問題となっています。当初問題は国内向けの企業(山東六和集団)だけに限定されていたものの、海外へ輸出している企業(河南大用食品グループ)においても、病気の鶏肉の出荷が疑われる事態になっています。河南省当局の予備的調査によれば病気肉を食肉として出荷した記録はないという報告が出ていますが、報道によれば抗生物質投与をやめたとたんに病死する鳥が大量に発生しその処理が問題になったとのこと。疑惑解明のためには、大用食品グループの養鶏場でのこれまでの抗生物質投与の実態と、抗生物質投与中止により病気になった鶏の割合と処理記録の調査が不可欠だと思われます。

 河南大用食品グループの傘下企業である大用実業有限公司は日本への輸出実績もあり、中国現地での報道によればマクドナルドのアジア地域のサプライセンターとして工場を設立予定だとのことであります。

 日本マクドナルドのホームページには、鶏肉の原材料について中国とタイからの輸入であると掲載されており、「厳しい衛生管理と監視のもとに飼育された鳥を使用しています。衛生環境に細かく配慮し、健康状態に注意を払っています」と示されています。
 つきましては、日本マクドナルドが中国から輸入している鶏肉につきまして、下記の質問にお答えいただきたく要請します。またご回答は、2月12日までにいただきたくお願い申し上げます。


1、中国から日本マクドナルドへ鶏肉(加工品)を輸出している企業名を教えてください。
2、輸出企業のなかに河南大用食品グループも含まれていますか。
3、日本マクドナルドへ輸出している養鶏場での抗生物質使用実態(休薬期間・残留検査体制)はどのようになっていますか。
4、日本マクドナルド向け輸出鶏肉の食鳥処理場での処分率(処分羽数(と殺禁止、全部廃棄、一部廃棄羽数/検査羽数))を教えてください。
5、輸出企業では、中国国内向けの鶏と日本マクドナルド輸出向けの鶏とは、養鶏場や食鳥処理場などでどのように区別管理されていますか。
6、中国の養鶏場や食鳥処理場を監視する日本人担当者は常駐していますか。

以上


食の安全・監視市民委員会事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207日本消費者連盟内
Tel:03(5155)4765  Fax:03(5155)4767

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