14FSCW第20号
2014年12月18日

まるか食品株式会社
代表取締役社長 丸橋嘉一様

食の安全・市民ホットライン
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子



ぺヤング「ゴキブリ混入」事案に対する公開質問状




 食の安全・監視市民委員会は、食の安全問題を調査し、政府や事業者等に様々な意見・要望等を行うことを目的として、2003年に設立された市民団体です。また、2010年からは、食の不具合情報の情報収集機関である「食の安全・市民ホットライン」を展開しております。
 2014年12月2日、一般の消費者とみられるユーザーが、Twitter上に、「あげ直し。ペヤングからゴキブリ出てきた 」とのコメントと共に、貴社の製品であるペヤングの中にゴキブリが入っている写真を掲載しました。そして、問題の写真等が、瞬く間にネット上に、拡散されました。当会は、これらのTwitter上のコメントと写真が、真実であった場合、食の安全を脅かす由々しき事態だと考えます。
 そこで、ペヤングの製造責任者である貴社に対して、以下の申し入れをいたします。お忙しいところ恐縮ですが、2015年1月30日までに書面にてご回答ください。
 なお、本公開申し入れ状及び貴社からのご回答については、食の安全・監視市民委員会および食の安全・市民ホットラインのホームページでそのまま公表させていただきますので、予めご了承ください。




1.貴社の公式ホームページにおいて、貴社が2014年12月4日に決定した自主回収の基本方針として、「通常の製造工程上、このような混入は考えられないことではございますが、食品の安心、安全の観点から万全を期すため、お申し出を頂いた商品と、同日中に同じラインで製造された下記商品を自主回収させていただきます。」との記載がありますが、「このような混入が考えられない」と断言できる科学的根拠、およびこのような同日に同じラインで製造された製品のみを自主回収するという方針を決めた理由を詳しく教えてください。

2.今回の騒動以前にも小さな虫が混入していた事案があったと、一部報道がありますが、実際にそのような苦情はありましたか。苦情があったとしたら、それに対して貴社はどのように対応をしましたか。

3.貴社の公式HPにおいて、当該事故の詳しい経緯と原因、外部検査機関に依頼した検査項目と結果の詳細、および再発防止策を速やかに公表してください。

4.2014年12月11日の貴社の公式HPによる発表によると、自主回収対象商品以外の貴社の商品は、「安全上の問題はないものと考えておりますが、(中略)」と但し書きをしつつ、商品の返金には応じるとの対応のようですが、安全上問題はないと考えられる科学的根拠、自主回収対象商品を拡大させなかった合理的な理由を消費者に説明してください。

5.貴社の製造工場は、HACCPやISO22000等を取得していますか。

6.貴社は、リコール保険やPL保険に入っていますか。

7.再発防止のために、アクリフーズ農薬混入事件と同様の第三者検証委員会を作り、再度、貴社の事故再発防止策を検証すべきではないでしょうか。また、消費者への信頼回復を図るため、第三者検証委員会と食の安全問題を扱う市民・消費者団体との対話を実現するように検討してください。


以上

◆活動報告トップページに戻る