決議
「食の安全・安心のため豊洲新市場への移転中止を求めます


 世界最大規模の取引高を誇る築地市場は「日本の台所」として私たちの食生活を支えています。その築地市場の豊洲移転は、決して都民だけの問題ではありません。


 2016年11月7日に予定されていた豊洲新市場の開場はひとまず延期されました。東京都は移転に向けての必要な手続きを示した「行程表」を発表し、専門家会議による安全性の検証や環境アセスメントの結果を待って移転の可否を判断するとしています。しかし、検証や環境アセスの結果を待つまでもなく、豊洲新市場が移転地として相応しくないのは明らかです。土壌汚染対策のための盛り土はなされていませんでしたし、最近の都の調査でも豊洲市場の地下水から環境基準を超すベンゼンやヒ素が検出されています。

そもそも豊洲市場予定地は東京ガス工場の跡地で、ベンゼンやシアン化合物、ヒ素、水銀、六価クロムなどの有害物質が高濃度で残留していました。地下水も汚染されていることを考えれば、汚染土の除去などで「安全」と言うことはできないはずです。生鮮食品を扱う場所としてこれほど不適切な土地はありません。 


 食べものは人の身体をつくり、それは次世代以降にも影響します。食べものには「予防原則」(科学的に因果関係が十分証明されない状況でも規制措置を可能とする考え方)を適用すべきです。大切な食べものを扱う市場を汚染地につくることは断じて認められません。豊洲への市場移転を一刻も早く中止することを求めます。
 以上、決議します。


2016年11月10日
「やっぱり築地市場がいい!! 豊洲移転を中止させよう! 緊急集会」参加者一同
 

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