20FSCW第3号
2020年10月1日

内閣消費者行政担当大臣 井上信治様
消費者庁長官 伊藤明子様
消費者委員会委員長 山本隆治様
農林水産大臣 野上浩太郎様

 

食の安全・市民ホットライン
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子

 
農産物における「朝どり」表示についての質問状


 食の安全・監視市民委員会は、食の安全問題を調査し、政府や事業者等に様々な意見・要望等を行うことを目的として、2003年に設立された市民団体です。また、2010年からは、食の不具合情報の情報収集機関である「食の安全・市民ホットライン」を展開しております。
 食の安全・市民ホットラインは、消費者から寄せられた「食に関する不具合情報」に基づき、事業者等へ改善を要請する活動を継続していますが、当ホットライン活動において、農産物の「朝どり」表示等をめぐり、以下のようなやりとりがありました。

(1)食の安全・市民ホットラインの協力団体である主婦連合会に消費者から、「神奈川県のスーパー(以下当該事業者とする)にて売られている枝豆の表示で『朝どりゆで枝豆』という商品の原産国名がタイとなっている。紛らわしい表示と思います。朝採ってから店頭に並ぶまでの時間はどれくらいか」などの問い合わせや疑問点などがあったので、「タイで朝に採っているという証明書」と「朝どりゆで枝豆」の販売までの過程の情報開示を当該事業者へ要請した。(別紙1)
(2)当該事業者より、「朝どりゆで枝豆」に関する販売までの過程の説明と輸入者が証明した「朝採り」に関する証明書等の情報開示(別紙2)があった。

上記の活動において、下記のような疑問点が出ました。これらの疑問点につきまして、2020年10月20日までに書面にてご回答ください。なお、本質問状および、いただいたご回答については、食の安全・監視市民委員会および食の安全・市民ホットラインのホームページ等で公表する予定ですので、予めご了承ください。

 


1、農産物における「朝どり」という表示は、一般的に朝に収穫した新鮮な農産物をその日に購入できるというイメージがあります。消費者の手元に届くのが早くても2カ月かかるものを「朝どり」と強調表示して販売するのは、景品表示法上の優良誤認に当たるのではないでしょうか。

2、早朝に収穫しても、その後、製造・冷凍・解凍したものを「朝どり」と呼んで差し支えないものでしょうか。

以上

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