「意見交換会の陳述者の選定について(質問状)」に対する回答
16消安第2041号
平成16年6月4日
食の安全・監視市民委員会御中
農林水産省消費・安全局消費者情報官
「意見交換会の陳述者の選定について(質問状)」に対する回答
平成16年5月21日付け04FSCW第1号により、貴委員会から送付いただきました「意見交換会の陳述者の選定について(質問状)」に対し、下記のとおりお答えいたします。
記
1 質問1について
「食品に関するリスクコミュニケーション」は食品の安全性の確保に関する施策に国民の意見を反映することを目的としており、広く関係者に参加いただきたいと考えていますが、会場の広さの関係から申し込まれた方々全員に出席いただけない場合、先着順で入場していただいています。
テーマの内容によっては関係者間で十分な意見交換をいただくため、10~20人程度の関係者による会議形式とし、他の方には傍聴いただく場合もあります。なお、今回の「OIEにおけるBSEルールの改正に関する意見交換会」はこの会議形式で行ったところです。
今回募集した消費者団体は3~4団体でしたが、8団体から応募いただきました。意見交換会への出席を希望する消費者団体の方には、「BSEのリスク管理について」というテーマでご意見を提出いただいています。プレスリリー スに書かれているとおり、アドバイザーとして出席される、専門的な知見を有する学識経験者に、出席いただく消費者団体を選定していただくようお願いし ております。その際には、議場で確実に御発言いただける団体に出席していただけるよう、テーマに関する理解度に鑑み、選定いただいております。
なお、特段内規は設けていません。
2 質問2について
テーマに関係の深い、この分野を広くカバーしている中心的な事業者団体を選定し、参加いただいています。
3 質問3について
標記の消費者団体は全国団体で傘下の会員数も多く、農林水産省で行っている「大臣との定例懇談会」など会議での御発言内容、また食品安全行政に関する意見提出を行うなど、食品の安全性に関する知見を十分有していると考えて いることから、改めて論文提出を求めませんでした。
4 質問4について
「1.」のような回答の考え方で選定しました。
5 質問5について
私達は、より透明性が高く、十分な意見交換がなされるようなリスクコミュニケーションとなるよう努力しているところです。今後とも関係者の皆様方のご意見を伺いながら、より良いリスクコミュニケーションにして参りたいと存じます。
これからもお気付きの点、ご意見ご質問がありましたら、お知らせいただけると幸いです。