体細胞クローン牛・豚の評価ワーキンググループ委員選出 についての申し入れに対する回答(食品安全委員会)

食の安全・監視市民委員会
代表 神山 美智子 様
 この度、2008年4月17日付08FSCW第4号をもっていただきました要請書につきましては、以下のとおり、御回答させていただきます。

食品安全委員会における調査審議等については、「食品安全委員会における調査審議方法等について」(平成15年10月2日食品安全委員会決定)に基づき、行われているところです。
ご指摘の体細胞クローン技術を用いて産出された牛及び豚並びにそれらの後代に由来する食品の安全性に関する食品健康影響評価については、組換えDNA技術応用食品や農薬等の場合とは異なり、利害関係者からの審査申請を受けて行う評価ではないため、上述の決定が想定している場合には該当せず、熊谷専門委員の調査審議等への参加に問題はありません。

食品安全委員会においては、今後とも、国民の健康の保護を最優先とし、客観的かつ中立公正な立場から科学的知見に基づいた食品健康影響評価を着実に実施してまいります。

平成20年4月23日
内閣府食品安全委員会事務局
評価課長