要望書 「食品安全委員会新開発食品・添加物合同専門調査会における専門委員の留任を求めます」

09FSCW第10号
2009日消連34号
2009年9月28日
消費者及び食品安全担当大臣 福島瑞穂様
消費者委員会委員長     松本恒雄様
消費者庁長官         内田俊一様
食品安全委員会委員長     小泉直子様
食の安全・監視市民委員会
代表 神山美智子
特定非営利活動法人日本消費者連盟
代表運営委員 富山洋子

要望書
「食品安全委員会新開発食品・添加物合同専門調査会における専門委員の留任を求めます」
食品安全委員会では目下エコナクッキングオイルなど特定保健用食品の安全性評価が進められ、09年9月に公表された「高濃度にジアセルグリセロール(DAG)を含む食品の安全性についてー中間とりまとめー」の再検討を含め、専門調査会委員の間で活発な意見交換が続いています。しかし、この合同ワーキンググループ専門調査会委員(福島昭治座長、上野川修一座長代理、池上幸江、菅野純、立松正衛、林真、三森国敏、山添康、山本精一郎、吉田緑各委員)は9月末に改選期を迎えており、一部委員の解任も取りざたされています。私たちはこの間、傍聴を続ける中で、花王のエコナクッキングオイルに含まれるDAG及びグリシドール脂肪酸エステルをめぐる安全性評価の議論は継続して慎重に行われる必要があり、そのためには現在の専門委員はこの評価が最終的にまとまるまでは全員が留任して検討を続けるべきだと考えます。関係各位におかれましては、くれぐれも政治的配慮などで委員の解任などを行うことのないよう求めます。
以上