「食品の安全性評価はどうあるべきか ~エコナ問題の教訓~」

「食品の安全性評価はどうあるべきか
~エコナ問題の教訓~」

花王の食用油「エコナ」関連商品は発ガン性のおそれがあるとして食品安全委員会で審議中ですが、消費者らの批判を受けて、花王は2009年9月16日、これらの商品を一時販売・出荷停止し、また10月8日には、特定保健用食品(特保)としての認可を取り下げました。花王は今でもエコナは安全だと主張し、今後特保の再申請もしたいといっていますが、本当に安全だといえるのでしょうか?
この問題で、食品安全委員会の専門調査会委員として長らく審議に加わり、慎重論を展開してこられた菅野純さんにお話を伺い、その後シンポジウムを通して今後の問題点を考えてみたいと思います。
ぜひご参加ください。
とき:2009年12月5日(土)13:30~16:30(開場13:00)
ところ:総評会館201号室 (東京メトロ新御茶ノ水駅B3番出口すぐ)
資料代:一般 1000円、会員 500円
プログラム
第1部 講演 「食品の安全性評価について ―食経験と動物試験、ゼロリスクとVSD―」
講師:菅野純さん(国立医薬品食品衛生研究所毒性部長、元食品安全委員会新開発食品専門調査会専門委員)

第2部 パネルディスカッション 「どうあるべきか ―エコナ問題の教訓―」
パネラー:菅野純さん、中村雅人さん(弁護士、内閣府・消費者委員会委員)、植田武智(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議事務局)
コーディネーター:神山美智子(弁護士、食の安全・監視市民委員会代表)

主催:食の安全・監視市民委員会、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

問合せ先
食の安全・監視市民委員会事務局
Tel 03-5155-4765 Fax 03-5155-4767