私たちは2003年4月から、食の安全の確保のため、政府の食品安全行政を監視し、また食品に関わる製造・流通等を監視してきた市民団体です。 このたび、私どもに寄せられた情報の中で、「福島のホームセンターで他県の使用済みの古い日付の検印の入った米袋が売られている」との連絡がありました。私どもでも調査したところ、栃木県内および茨城県内、埼玉県内のホームセンターでも同様に、前年度の使用済みの古い米袋が何らの処置もされずに売られていました。全国規模の調査はしておりませんが、各地で使用済み米袋が売られていることは間違いないと考えられます。従来であれば、こうした古い米袋は米以外のものを入れるなど、用途は限られていたかもしれませんが、今年3月の福島原発事故による放射能汚染を懸念する中で、産年、産地、品種を偽装するために購入されているのではないかと疑わざるを得ません。 こうしたことから、下記の質問にお答えいただくとともに、その対処を要請します。これについては、11月4日までにご回答をお願いします。 |