学校給食の異物混入問題に対する公開質問状
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東京都教育委員会 委員長 木村孟様 | |
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学校給食の異物混入問題に対する公開質問状 |
食の安全・監視市民委員会は、食の安全問題を調査し、政府や事業者等に様々な意見・要望等を行うことを目的として、2003年に設立された市民団体です。また、2010年からは、食の不具合情報の情報収集機関である「食の安全・市民ホットライン」を展開しております。 2013年9月の岐阜県可児市内の学校給食に出された「ハエ付パン」への対応や、2014年の京都府亀岡市内の学校給食で発生した「ネズミの糞が入った米飯」への対応、2014年に発覚した大阪市の公立中学校の給食に虫や輪ゴムの異物混入など、度重なる学校給食への異物混入とそれに対する行政の対処は、学校給食に対する安心・安全の信頼を大いに損ねています。 全国各地で相次ぐ学校給食の異物混入に対して、食の安全・安心を求める児童・生徒や保護者は不安を感じています。早急にその懸念を取り除く施策を講じるべきと考えます。そこで、学校給食の運営を担う貴教育委員会には、教育行政の運営責任者として、どのような具体的取り組みをされているかについてお尋ねします。 |
記 |
1. 学校給食における異物混入を防ぐため、具体的にどのような取り組みをしていますか。 2. 東京都における学校給食の衛生基準のマニュアルで定められている衛生基準は、食品衛生法第50条2項に基づき制定された東京都の食品衛生法施行条例に定められている衛生基準と同程度のものでしょうか。 3. 東京都の学校給食において万が一、異物混入が確認された場合、どのような対処法をとるのでしょうか。 4. 異物混入問題など学校給食の安心・安全の取り組みについて、公式HPなどを用いて保護者、地域の人達に幅広く情報公開をしていますか。情報公開している場合には、該当URLを含めてお示しください。 5. 食の安全・安心に資するための衛生水準の向上やリスクマネジメントの観点からすると、異物混入問題について、万が一の事故時の対応など保護者と学校で日頃から十分話し合う場が必要だと考えますが、具体的な取り組みはしていますか。 |
以上 |