公開質問状「酒類の製造ロット番号削除品の販売について」
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株式会社ビックカメラ 代表取締役社長 宮嶋宏幸様 | |
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公開質問状「酒類の製造ロット番号削除品の販売について」 | |
食の安全・監視市民委員会(以下、当会)及び食の安全・市民ホットライン(以下、ホットライン)では、2016年12月、貴社「ビックカメラ有楽町店にて、製造ロット番号が削り取られているスコッチウイスキー「バランタイン12年」を販売しているのを発見し、なぜこのような物が売られているのかと質問状を送付しました。2017年1月、貴社は「品質面における消費者の信頼という観点からロット番号が明示されていることが望ましい」と回答しました(別紙)。 また当会が国税庁に質問をしたところ、国税庁は「国税庁の酒類販売研修でロット番号削除品を例示し、それらは消費者の酒類に対する信頼性に疑念を与える可能性があるため望ましくない」と回答しています(別紙:質問書及び要請書と、回答)。 その後の2017年4月14日、当会及びホットラインで合同再調査を実施したところ、貴社「ビックカメラ渋谷東口店」にて製造ロット番号が削除されているスコッチウイスキー「オールドパー12年」を発見し、購入しました(別紙)。 | |
記 | |
1、貴社で、依然として製造ロット番号を削除した輸入酒類を販売している事実を把握していますか。把握されている場合は在庫量を開示してください。 2、2017年1月に当会に対し「ロット番号が明示されていることが望ましい」と回答した後も、そのような製造ロット番号を削除した輸入酒類を販売している理由をお示しください。 3、2017年3月、当会の質問に対して、国税庁は「ロット番号が削除等された輸入酒類が国内で流通している事態は、消費者の酒類に対する信頼性に疑念を与える可能性があることから望ましくないものと考えており」と回答しましたが、貴社は、このような国税庁の方針について、どのような考えをお持ちですか。 4、今後改善されるのであれば、その工程表をお示しください。 | |
以上 | |
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